三宝寺池沼沢植物群落

 
みなさん こんにちは
 
井の頭池や善福寺池と並んで、武蔵野三大湧水池のひとついわれる、石神井公園の「三宝寺池」
 
江戸時代には、いかなる日照りにも涸れないといわれ
 
昭和30年代頃までは、真冬でも池面が凍らない「不凍池」として知られていたのだとか・・・
 

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この池は中の島にハンノキが生え、コウホネやカキツバタ、ミツガシワなど
 
さまざまな水生植物、湿地植物が自生して、独特な景観をなしています
 
なかには氷河期からの生き残りといわれる貴重な植物もあり
 
昭和10年に「三宝寺池沼沢植物群落」として
 
国の天然記念物に指定されています
 
なかでもミツガシワがこのような低地に自生しているのはとても珍しいそう
 
豊富な湧水により水温が低く保たれたおかげでだとも・・・
 

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都市化によって湧水は減少し、水温上昇や水質変化のせいで
 
貴重な植物は消滅の危機に瀕したそうですが
 
地下水の供給などの保護対策によって徐々に復元されているそうです
 
 
都内とは思えないほど緑豊かな武蔵野の面影を残している「三宝寺池」
 
池のほとりにめぐらされた木道はとても素敵~
 
みなさんも自然観察や散策に出かけてみてはいかがですか
 
i.s
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